2010年5月19日水曜日

タイ、反政府集会解散へ、幹部警察へ投降

まあ、なんとゆーか、タイではてんやわんやの大騒ぎの末に、この顛末になったわけであるが、タイの問題というのは、これ、黒船来航以前の日本の状況みたいなところに根底の問題があるのである。

まあ、とにかく経済の分配でおれがおれがで皆さんが強欲丸出しで、国全体を考えるなんてお人はぜんぜん出てこないのである。

つまり、タイは近代において、外国から侵略された経験のない国であるので、「天下国家」を考えて国をひとつにまとめるてなお人がぜんぜんいなくて、なんとか、儲けを少しでも自分の方へひっぱろうとする皆さんが、よくものごとがわからない皆さんに食事、日当を払ったりして煽動、動員してやりあってるわけである。

まあ、タイでは現在は日本と同じ9年制の義務教育であるのであるが、1999年ぐらいまではたしか義務教育が6年であったので、現在でも法治国家の態をなしていなくて、慣習国家であるといってもいいぐらいの状況であるので、前回の空港選挙だとか、今回のバンコク都心占拠だなんて、日本ではテロ以外ではとても考えられないような、国の機能を平気で麻痺させるようなことを、当たり前みたいに繰り返しているのである。

たとえばタイの地方都市で警察官が交通違反者に罰金の切符を切ろうもんなら、「なんでそんなかわいそうなことをするんだ」だの「貧乏人をいじめる気か」なんてことを言われて、法律による公務を行使できないなんてことが実際にあるそうである。

今回、タクシンさんにアゴアシ付きで借り出された地方の農民の皆さんの多くがこの6年制義務教育の皆さんであるので、洗脳、煽動が非常に容易で、嘘の情報にも簡単に乗せられて大挙して同じ方向に動くので、タイはまだまだ騒乱の火種がいくらでもあるわけである。

それで、この「よくものごとがわからない皆さん」を利用している「扇動者の皆さん」は、危なくなったらさっさと国外に退去して、外からあれこれ指示して、その様子を模様眺めしているわけである。

まあ、このことが根底にあって、タイでは貧富の差がものすごく大きくて、たとえばタクシンさんなんかは国外に追い出されてもへーきのへーざでお暮らしになられて、今回の自分で起こした国を傾ける大騒乱のさなかに次女とパリのルイ・ヴィトンでにこにこお買い物なされたりしているところをスクープされたりしてるのである。

まあ、よくいわれるように、以前は国民の絶対的な信頼と敬愛を集めていたプミポン国王が、「もう、双方ともお止めなさい」というとそれでもめごとはお開きということであったのであるが、プミポンさんがご存知のように80歳を過ぎるご高齢になって、王位継承問題がとりざたされるなかで、その王位継承される御仁がこれがまた、女性好きだのなんだので国民の尊敬どころか、馬鹿にされたりしてるので、王室の権威が以前ほどにはなくなっていることで、ぜんぜん収拾、収まりがつかなくて、今回のような、装甲車の突撃ということになったわけである。

まあ、この先タイが法治国家としての体裁を整えるには、件(くだん)の教育制度の問題であと10年ぐらいは掛かるかもしれないのである。

タイの教育大臣にはがんばって国民の教育水準を飛躍的に上げて、議会制民主主義が機能するように、国を整えていただくことを、大きなお世話ながら、世界の平和を祈願する霊能気功家象師匠としては、切にお願いする次第であるのである。